ラベル 歌詞 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 歌詞 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2022年5月9日月曜日

イフ 歌詞

 『イフ』

作詞・作曲:ユリイ・カノン


生まれた意味も 死ねない理由も

いつかは見つけられるかな



雨が降る予報の日に

傘を持たずに歩いていく

不確かに期待してる

当てもなく晴れを信じてる


そうだった


何度だって焦がれた

「きっと」なんて願った

走れば月にも近づけるんだって


信じてる

だって誰も明日を知らないでしょ



僕の人生の前にあるifとlie

どこに至っても たらればを問う

できりゃ後悔のない現実に生きていたい

なんて吐いて馬鹿みたい


終わらないストーリーなんて

まあ詰まらない

「永遠」には来ない夜明けが見たい


君とこんな想いを 高鳴る思いを

幾つ感じていくだろう



気休めな言葉とか

ありふれた希望めいた詩


なんでも消費される

ひたすらに生きた証を形にさせてくれよ


美しい嘘も汚れた真実も

これも人の在り方だと、全てを許せたら


どうだろな

いっそ最初からなら

もっとずっと今を

愛だの夢だの満たせられるかもな


でもその道に君はいないかもしれない



僕の人生の前にあるifとlie

どこに至っても たらればを問う

できりゃ後悔のない現実に生きていたい

なんて吐いて馬鹿みたい


僕の人生の前にあるifとlie

どこにだってない 何かになりたい

道に正解はない でも間違いもない

もう一つ生きれたら


歌じゃ人生も何もきっと救えない

でも君の為に歌いたい

何回、何千回だって奏でど褪せない

夢をもっと歌いたい


生まれた意味も 死ねない理由も

未だにわからないけど


この命に価値がないとしても

世界は美しいんだから

生きていこう

2022年4月28日木曜日

わたしいまめまいしたわ 歌詞

 

『わたしいまめまいしたわ』

作詞作曲:ユリイ・カノン



嘘でくらっと揺れるロンリー

欲しがるならもっとあげるのに

体裁 嫉妬 歯剥 論理

ほらLからRすべて埋めたげる


未来より現在が大事

綺麗なまま死にたいノーフューチャー

解とかわかんないし

理想像も昨日今日で違うわ


かまって 黙っていないで

クラクラさせて

命より富より恋の実りを


這って縋ってまでぐだぐだ生きて

貢げるほど愛はもう無い

生き方の解をちょうだい


目立ちたくないわ

でも見つけてほしいなんてね思う

あざといフレーズ

また釣られてあげるけど嬉しい?


届いてないとかわかってる

それなら勝手に言うわ

きみの言うこと全部が正しいと思う


気に食わないことばかりだ

それでも気分が良かった

だって明日で世界が終わるからね


今どき流行んないし

リアルだけが知りたいノンフィクション

全部が子供騙し

依然対応を自然体でできないの


かまって 黙っていないで

クラクラさせて

命より富より恋の実りを


ちょっとバグった拍で

動悸同期させて

そしたらいっせーので逝けるかな


って待って 黙っていないで

クラクラさせて

気持ちより文字より脳みそに刺して


奪って縛って巻いてぐしゃぐしゃにして

初めて見た世界にただ

わたし今 目眩したわ


ビカム陀仏 歌詞


『ビカム陀仏』

作詞作曲:ユリイ・カノン



往生際が悪いみたい マルい未来を願う次第


大概“並”じゃ張り合いない

無い摩尼は 否みな皆


おいでよ

籤を引けど如何せんどれも地獄なの


あらゆる思考が釈迦になって

新たな徒花が娑婆に咲く


拝んで悟って厭になって

すべてがビカム陀仏


いわゆる奇道が修羅になって

また独り隘路に迷い込む


捨て身のリリックで繕って

すべてがビカム陀仏



尽くしたって上手くいかんな 報酬はおいくら?

金がなんだ そう吐いて懶惰

どうだい後悔無い?


災の晩だ 誰の番だ 生き身は死に身

地を選んだ 空を恨んだ


Die.Die.Die.


じゃない!



飄々としたツラをした

業を煮やしたって意味ないわ


せっかくだし如来なりにはなりたいが 世才ないわ


老いても

ちゃちなロックのこういう曲で踊れたらって思うのよ



あらゆる思考が釈迦になって

ふらり千鳥足でファズを踏む


おざなりナレッジで偉ぶって

すべてがビカム陀仏


いわゆる奇道が修羅になって

思い通りの理論に乱される


ドロナワのフレーズで高ぶって

すべてがビカム陀仏


何千回 何万回 死んで生まれたって

誰も彼も馬鹿な儘


人生は何通り?

なんて問い もういい

勝手に生きろ


では、良い人生を



2021年11月15日月曜日

ユエニ 歌詞

 作詞作曲編曲:ユリイ・カノン


何を描いて唄っても滿たせない

故に夢見ちゃうのも仕方ないじゃない?


何年經っても變わらないものを

求め續け腐っていきゃいいさ!



粗末な濫作 見飽きたもう既に

似たような顏して見分けられないわ

無價値な問いだの不埒な解だとか

哀だの戀だのホントくだらないわ


生產性など無い程に

缺いた知能 馬鹿の物言い

飽いてしまった其の頃に

大抵臍を噛む


其れは愛や金でも滿たせない

故に謂う世迷い言 仕方ないじゃない?


彼奴も此奴も許せない

ならばあたしが消えりゃ問題ない


あんたの中身も視てみたい

けれど見ぬ物淸しだとか云うじゃない?


明日に期待などしちゃいない

なのにあたしは今もこうして歌ってんだ?



どうせ死ぬんだし意味が無いんだよ

こんな言葉も消えていく

不遇を託っても意味が無いんだよ


ああ、醜い心を消して



曠古の伎倆、才能が慾しい

なんて愚陋 夢幻

空中樓閣に等しい理想に縋っている



なぜに何遍說いてもわからない?

それに言うに事缺く 馬鹿みたいじゃない?


何者にも成り得ない者に

生きる理由をくれてやる


こんな言葉じゃ救えない!

故に謂う世迷い言 仕方ないじゃない?


御爲倒しじゃ騙せない!

故にあたしは今もこうして歌ってる


夢の一つくらい持たせて呉れないか?

2021年10月17日日曜日

言の葉の綾 歌詞

 言の葉の綾

作詞作曲編曲:ユリイ・カノン



嘘と真が有耶無耶になれば

少しくらいは言葉になるかな


もう ああしておけばとか

どうしたってなるけれど

明日で世界が終わるとするなら

あなたはどうする?



あのね ずっと思ってたあたし

奇を衒っても意味ない話


でもね 待って

望んでも悲しい現実とか死んでも嫌だし


「きみの言うこと全部が正しい」

なんて言ってるどっかの馬鹿に


ほら歌ってよ

もっと人らしい醜い心ごと晒し

言の葉の綾と誤魔化して



テキトーな音で水際が立ったり

策を練る程ぐしゃぐしゃになったり

あーわからない!


もう気にしてなんてない

とかって言ったら嘘になる

どうにもならないことばかりだけれど

死ななきゃいいんだよ



あのね ずっと思ってたあたし

庶幾っても意味ない話


「いつか」なんて惟みたばかり

もう願っても云えないままに


あのね ずっと想ってるあたし

これはきっと治んない病


いと募った念いをあなたに

伝えたい心の形に

言の葉の綾など要らないな


2021年3月8日月曜日

御気ノ毒様 歌詞

 


作詞作曲:ユリイ・カノン


イタい芝居 子細らしい

あたし能無し アイロニー


自愛 痴態 痛々しい

中身の無い 人でなし


餌に釣られ死んだ この底は屠所よろしく

猪口才な理想で他人を疎んでもなんにもなんないな


どいつもこいつも要らない

とか下衆な邪意に憑かれて


ああ 地獄に堕ちるだけ


なんて


あらあらあら

お気の毒ね

それじゃ面白くなくなくない


唯唯唯

与太な人生


誰か手放しで肯定して


ほらほらほら

唾棄して憎め

蛇蝎の如く嫌って忌んで


白々しく愛を謳う

果てしなくそれは幸福でしょうね



善も悪も 毒も薬も

仕分けられない 馬鹿な神様


「恙無い」は続かないわ

救えないわ お気の毒様



嫌い 嫌い 忌々しい

正しさなどないのに


悲哀 擬態 見ないふり

そう お前のことだよ



切っても断っても消えない

やれ情だの性が邪魔して

もう喉元過ぎれば甘酸苦楽もぐっちゃぐちゃになって


どうにもこうにもできない

屈まって耳を塞いで


はー なんとも無様な生き様だ


あらあらあら

お気の毒ね

それじゃ面白くなくなくない


まだまだまだ

無駄な人生の道を這いずる

天国まで


つらつらつら

駄文を綴る

夢だの愛だの どうだっていい


甚だしく悲壮な今を

生きるためアイを売ってる



なんて


あらあらあら

お気の毒ね

それじゃ面白くなくなくない


唯唯唯

与太な人生


誰か手放しで肯定して


ほらほらほら

唾棄して憎め

蛇蝎の如く嫌って忌んで


白々しく愛を謳う

果てしなくそれは幸福でしょうね



善も悪も 毒も薬も

仕分けられない 馬鹿な神様


「恙無い」は続かないわ

救えないわ お気の毒様

2020年2月4日火曜日

対象x 歌詞

作詞作曲:ユリイ・カノン

例えば一つだけ願いが叶うのならば
こんなちゃちな人生 今すぐに楽にしてほしい

纏わりつく歌が耳鳴りのように蝕む
「綺麗事ばかりじゃ生きていけない」と棄てたんだろう


間違いと知るには正解が少なすぎた
羅針が示すまま ふらふらと歩いて挫いて

不条理に刺されて 溢れ出す嘘が浸みて
「美しくありたい」だとか醜い感情が芽生えた


噤んだ言葉の意図を問えど
目を逸らす愚かな僕だ

ねえ、教えて
このまま生きていいの?
答えてよ


心さえ失くした灰と化した命だ
もう愛してるとか大嫌いとかいらない

「昏い」「Cry」「喰らい」

藻掻くガラクタの戯れ言を聞いてくれ

生まれ落ちてからどうしてまだ泣いてる?
理想も夢も掃いて捨てろ もういいよ

何者にもなれないこんな僕を
その目に映し 灼きつけて


所詮、人は愚陋 左見右見の風見鶏だ
隣の手に釣られ手を挙げる 群れなすマジョリティ

徒疎かな意志 同じように数えないで
「あいつらとは違う」なんて荒唐無稽な譫言


悉に斜陽へ落ちたここじゃあ
くだらないやつだけ笑う

なあ、そうだろ
正解なんて無いと気付いてる


心さえ失くした灰と化した命だ
もう愛してるとか大嫌いとかいらない

「不快」「深い」「腐海」

指を咥えながらそこで見ていればいい

終わらない世界など決してないんだと知っている
消えない言葉がないことなら知っている

「泣いてなんてない」
救いのない嘘を誰かに否定してほしいんだよ


正しさも間違いもすべて受け入れ生きられるの?

不確かな『対象x』
今は縋るように歩くだけ


また昨日と同じ今日を明日も生きて

まあこんなもんだろう
僕は君になれない


生きる理由なんてないけれど
死ぬ理由もないだろう


心さえ失くした灰と化した命だ
もう愛してるとか大嫌いとかいらない

「昏い」「Cry」「喰らい」

藻掻くガラクタの戯れ言を聞いてくれ

生まれ落ちてからどうしてまだ泣いてる?
理想も夢も掃いて捨てろ もういいよ

何者にもなれないこんな僕を
その目に映し 灼きつけて

閉ざしても消えない歌を



記事一覧

■Twitter @yurryCanon

2019年9月28日土曜日

少女地獄 歌詞





愛も哀も余さずちょうだい
厭くまで情に綴じ込めて
I could die ほら悖る双眸
脳に咲いた少女地獄

I know 相も変わらず迷妄
あれこれ欠いて苛まれて
人間然としたその表情
もう一切 禍殃と焚べる


値札をつけた月並みな夢に転げ落ちゆく惨めな人
嘘など無いと嘘吐く
なんで?なんて泣いても無駄って
この街が捨てたモラリティの形など誰も忘れたんだ
って歌う路上のシンガー
彼女はどんな顔してたっけ?

売り払った拙劣な自分
買い戻すことなんてできず
ありふれたショーウインドウに
飾ったイミテーション


愛も哀も余さずちょうだい
厭くまで情に綴じ込めて
I could die ほら悖る双眸
脳に咲いた少女地獄

I know 相も変わらず迷妄
あれこれ欠いて苛まれて
人間然としたその表情
もう一切 禍殃と焚べる


「どこかの誰かの華やぐ人生もなんにも羨ましくないわ」
嘯くひょうろくを嗤え
いっそ死んでしまいたいんだ

気忙しい野暮なソサエティに日和って喰まれて腹の中
足掻けど拗れるばかり
もういい疾うに手遅れなんだ


汚れた鏡の向こう
そこに立つのは誰かと問うてみたんだ

ねえ嘘でいいから言って
あたしが一番幸せなんだって


愛も哀も余さずちょうだい
厭くまで情に綴じ込めて
I could die ほら悖る双眸
脳に咲いた少女地獄

I know 相も変わらず迷妄
あれこれ欠いて苛まれて
人間然としたその表情
もう一切 禍殃と焚べる

結んで 解いて 擦り切れて
血が滔々溢れ出した

怨んで 赦して うらぶれて
独り逡巡して罷って

この地獄の向こうから
あの日のあの子が手招くの

ほら合図のチャイムが鳴る
「また明日」と手を振った


記事一覧

■Twitter @yurryCanon

2019年4月25日木曜日

人間らしい 歌詞





作詞・作曲・編曲:ユリイ・カノン


そう、人の形なれど
何にもなれないや厭厭

ざまあご覧遊ばせ
どうだい
頽廃した今に泣いた理想論者

あーだこーだでシミュラクラ
生命の定理は曖昧だ

てめえの情にも辟易で
救える脳など無い無い無い

尽いた謬錯な感情が
ぐるぐるぐるぐる縒り合って

愛されたくて狂ったりなんかして

それは――

「人間らしい」なんて君が笑う
拝啓 愛を吐いて 死を抱いて
ドクドクドクと脈打つ欲にトドメを刺すんだ

嗚呼

「人間らしく」なんてBye Bye Bye
Lie 無い Eye であたしを抱いて
カラカラカラに涸れ 空になる心を満たして

醜いその腹の内を抉って
さあ引き摺り出せ
どす黒くてドロドロな本性を見せてよ


どうも、皆さんお疲れさん
今世はここまで また来世

ねえ、待って!
それじゃあおかしくない?
人生がそれで決まっちゃうの?

いっせーのーで脚が浮いて
ゆらゆらゆらゆら宙ぶらりん

最低最高
こんな世界なんて

さらば

「人間らしい」なんてあざけ嗤う
足んない愛を求めて浪浪
地獄にだって天国にだって
どこにもソレは無い?

あー馬鹿馬鹿しい 薄っぺらな生涯
もう死なないと治らない容態
毒 毒 毒と交じり混ざった
不幸せの味はいかが?


嗚呼
この世界は
要らないものがあまりに多すぎる

ほら 何もかもを
棄ててしまおう

それじゃあ、お先に


人間らしい在り方を問う

右に倣い 上っ面を飾る
見て呉れだけのお前のことが死ぬほど嫌いだ

嗚呼

爛々々と命が咲いて
天誅待って 杳として迷妄

はらはらはら落ちる花に憂いで

それは――

「人間らしい」なんて君が笑う
拝啓 愛を吐いて 死を抱いて
ドクドクドクと脈打つ欲にトドメを刺すんだ

嗚呼

「人間らしく」なんてBye Bye Bye
Lie 無い Eye であたしを抱いて
カラカラカラに涸れ 空になる心を満たして

醜いその腹の内を抉って
さあ引き摺り出せ
どす黒くてドロドロな本性を見せてよ

眉目良いその面の皮を剥がして
さあ曝け出して
有るが儘 生きる
君の姿は甚く人間らしい




記事一覧

■Twitter @yurryCanon

2018年10月26日金曜日

ユーベルコード 歌詞



作詞・作曲・編曲:ユリイ・カノン



息を絶つ誰かが 遥か空に手を伸ばす
見上げた昏い星が夙に滅びていることも知らず


嗚呼 流れる血の色も鼓動の音も
生きてるあなたを彩る

命を紡いで


『m'aider』

この世を滅ぼす愛で
芽生えた想いを終わらせて

咲いた悼みが散った夜に
心なんていらないと哭いた

0と1の狭間に鎖された現実に堕ちながら
残酷なまでに美しい世界を見た


絶えず時は運び 全てが土へと還る
然うして今があるなら
僕らは死を踏み生きている


継ぎ接ぎの羽をもがれて
絶望の海に餐まれるのか
その醜い醜い姿は
半壊した心臓を掲げた僕だ


いつしかあなたを否むすべてを

何もかもこの手で壊せるように


『m'aider』

この世を滅ぼす愛で
芽生えた想いを終わらせて

こんな痛みを得るならば
心なんていらない

『m'aider』

この身が壊れど歌う
泣かないあなたの代わりに

朽ちゆく願いに陽が射して
僕という影は消えるだけだ


0と1の狭間に鎖された現実に堕ちながら
残酷なまでに美しい世界を見た





記事一覧

■Twitter @yurryCanon

2018年7月16日月曜日

ばけものぐるい 歌詞



作詞・作曲・編曲:ユリイ・カノン


そう 狂った九夏の怪談
逢魔が時 ひぐらしが告ぐ

飼い馴らした傀儡が選ぶその目は誰?

「まあちゃんちゃらおかしな口承」
災禍の凶兆をご覧よ
夥しい蝶の死骸が参道に散らばっていた


掻い潜った市街の喧騒 境内から響いた嚮導
灯籠 石畳の階段 踏み入る少女

「もういいかい」「もういいかい」と問うが
鬼の声は聞こえず
静寂裂く鐘の音さえも届かない


「嗚呼、かしこみ かしこみ…」
手弱女の聲と火の音が籟籟と

「懸けまくも畏き大御神」
今 夜宴が始まる


さあ華やいだ怪奇の世に
喰らって奪って掻き攪せ

ようこそ
ここは泥犂の街 狂い啼け化け物よ

さあ散れ災禍 百鬼の群れ
蛙鳴蝉噪を蹴散らして

拝する愚民 眼を伏せて
心臓を抉り出した


そう 狂った九夏の怪談
今日も一人 誰かが死んだ

半夏雨がザアザア降って幽霊塔が消える

空気中を漂うように泣きじゃくる声が聞こえた
訝るのも許さぬ幻想 突き落とせ


石造りの祭壇で襦袢の少女が目を覚ます
「かあさま、どうしてそんなにも泣いているの?」
悄然として立ち尽くす祭服姿の父と母


その四肢 双眸 髪 すべて 贄せよ


ああ
一夜で散る花も 久遠を征く鬼の子も
死生有命の輪の中で等しく囚われる

冥い迷道でひたひたと重なり合った足音が
九夏の怪談を連れて忍び寄る


さあ華やいだ怪奇の世に
喰らって奪って掻き攪せ

ようこそ
ここは泥犂の街 狂い啼け化け物よ

さあ人間 赦しを乞え
糜爛 神罰 盈虧 濫觴


嗚呼、神を呪えどこんな人生は変わりゃしない

ほら 
また目を背けて



記事一覧

■Twitter @yurryCanon

2018年6月27日水曜日

ケセラリズム 歌詞




作詞・作曲:ユリイ・カノン


あー
地獄の門をノックしたって門前払い
他愛ないなとか言ってみたって安堵してんだ死に損ない

B級人生 躍起になって
ファジィな未来 縋ってんだ
ねえどうだい 将来後悔のない日々を生きてんの?

惨憺なステューピッド 指差し嗤う
ご大層な言葉をどうもありがとう

『嗚呼、戒律の隷従よ。救いはここに』

もうなんだってやってやる
仰せのまま


You know what?

ジ・エンドだって「けせらせら」
どうせ死せど来世も厭世 踊れ踊れ

詠んで歌って酔狂の興
そうして天罰を待つ人生
グッバイ ハヴァナイスライフ

愛を強請ってせせら笑う
だいたい汎愛な神はいない 化かせ化かせ

欲して奪って貪れば
響く嗚咽とSOS
ノンフィクション ディスペアショウ

さあ 世界の息の根を止めよう


旧都のアングラで胎動した思想が
パブリックの影に蔓延っていくんだ

マーシャルに繋いだレスポール鳴らした
売れないシンガーが「世界は終わるの」って歌った


腹を括った四畳半劇場
下賤な身を呪っていたんだ
縄の輪を前にして息を呑む

本当も嘘もごっちゃになった
ペダントリーな導者は云う
征討で統制 共生と寄生 手を挙げろ


一度は棄てた命を拾って
再びあなたに逢いに来たんだ

綴り合せた僕の心臓の鼓動で踊ってみせてくれ


You know what?

ジ・エンドだって「けせらせら」
どうせ死せど来世も厭世 踊れ踊れ

.44口径を突きつける
所詮、狂言と言えん証明 回転弾倉が回る

知ってんだって匙を投げた
もう次の手で王手でしょうね 驕れ驕れ

常套的でキッチュな美談
そう風媒花みたいな時代だ
排他 メディア・リテラシー

まあ、それじゃ満たせない


革命を謳った日の少年は知る

「地を這いつくばる僕達は時代の影だ」
「でも影は実体より大きくなれるでしょう」

もうなんだってやってやる
思うがまま


You know what?

ジ・エンドだって「けせらせら」
どうせ死せど来世も厭世 踊れ踊れ

詠んで歌って酔狂の興
そうして天罰を待つ人生 さよならだ

ジ・エンドだって「けせらせら」
運命なんて藻掻いて縋って嘲笑ってみせろ

天国さえも見下した
飽いた幸と不幸の向こうへ
グッバイ ハヴァナイスライフ

さあ 世界の息の根を止めよう



記事一覧

■Twitter @yurryCanon

2018年2月13日火曜日

だれかの心臓になれたなら 歌詞




作詞・作曲:ユリイ・カノン

「こんな世界」と嘆くだれかの
生きる理由になれるでしょうか

これは僕が いま君に贈る
最初で最期の愛の言葉だ


街も人も歪み出した 化け物だと気付いたんだ
欲動に巣食った愚かさも 全てがこの目に映る

シアトリカルに手の上で誰も彼も踊らされる

生まれた意味だって知らぬまま
形骸化した夢は錆びついてしまった


「愛をください」
きっとだれもがそう願った

「愛をください」
そっと震えた手を取って

「愛をください」
心を抉る 醜いくらいに美しい愛を


「こんな世界」と嘆くだれかの
生きる理由になれるでしょうか

いつか終わると気付いた日から
死へと秒を読む心臓だ

ねえ このまま雨に溺れて
藍に融けたって構わないから

どうか どうか またあの日のように
傘を差し出し笑ってみせてよ


もしも夢が覚めなければ姿を変えずにいられた?

解けた指から消える温度
血を廻らせるのはだれの思い出?


雨に濡れた廃線
煤けた病棟 並んだ送電塔
夕暮れのバス停 止まったままの観覧車
机に咲く花 君の声も
何もかも最初から無かったみたい


死にたい僕は今日も息をして
生きたい君は明日を見失って


なのに どうして悲しいのだろう
いずれ死するのが人間だ

永遠なんてないけど
思い通りの日々じゃないけど
脆く弱い糸に繋がれた
次の夜明けがまた訪れる


どんな世界も君がいるなら
生きていたいって思えたんだよ


僕の地獄で君はいつでも絶えず鼓動する心臓だ


いつしか君がくれたように

僕も、

だれかの心臓になれたなら



記事一覧

■Twitter @yurryCanon


2017年12月2日土曜日

トーデス・トリープ 歌詞




作詞・作曲:ユリイ・カノン

ねえ
ガラクタと化したこの世から逃げるのは
容易いはずなのに 未練がましく息をしている
屋上のフェンスを掴む手が凍みる

剥がれかけの夢が饐えていく
あまつさえ 痛みで眠れない

雨に濡れた路地裏の隅で 顔の無い猫の死骸を見た

今日もまた
群衆に溶けて 右に倣うだけの愚かな僕

人生という名の檻の中で
罰が下るその日まで怯えている


どうか
醜いくらいに美しい愛で
この心を抉ってくれよ

見えない救いに手を伸ばすように
夢を歌っている

いっそ
癒えないくらいにぐしゃぐしゃに裂いて
生きているって感じさせて

零れた感情を一滴残さず飲み干してくれ


傷を負うまで痛みは知らない
悲しいふりしていただけだったんだ

ぼろぼろに潰した理想の瓦礫から
這い出た芽は何を見る


神様、教えて僕達に 正しい人の生き方を

いつだって人は薄っぺらな情で不幸を哀れんだ

優しさで人は救われる?
いつかは僕も報われる?

死にたいとか宣うだけの日々

だれの心臓にもなれない


どうか
醜いくらいに浅ましい声で
赦しを乞う 僕を裁け

命の輪郭を伝う雫は何色だろう

こんな無様に歪んだ僕らの未来を
神様が嗤っているの

今日も 相も変わらず
答えの無い問に苦悩している


グッバイ また会えるその日まで
彼は遺書を綴りながら笑う

人間という怪物は
ここで罪をいくつ繰り返してきただろう


どうか
醜いくらいに美しい愛で
この心を抉ってくれよ

見えない救いに手を伸ばすように
夢を歌っている

どうか
醜いくらいに美しい愛で
この心を抉ってくれよ

生きていたいなんて願った
あの日の僕を殺して


記事一覧

■Twitter @yurryCanon


2017年10月11日水曜日

撫子色ハート 歌詞




作詞・作曲:ユリイ・カノン

カルマに絡まり 身をゆだね落ちゆけど
極楽も地獄も 世に旧りてつれづれに

文明開化の鐘鳴らし やいやいと
さあ、そこのけそこのけ運命よ 私が通る

揃えた前髪 見据えるは花の道
楽あれば苦あれど 渡世は波瀾に満ち

砂上の戯れ言 馬鹿げた論も飽き飽きだ
さあ、お茶の子さいさい アヴァンギャルドを描くのさ

今宵は 浅き夢に酔いしれるの
あざける がらんどうな時代の中で

手のひら翻させてやればいいさ
明日は誰も知らない


花よいろはと 狂おしく染まれ

嗚呼 歌って踊って笑って泣いて恋をして

気高く凛として生きて
散るために咲いた命じゃない

死するまで征く この世界を彩るように


在りし日のかの思ゐでが
鬼の面して通せんぼ

宛てた恋文そらんずる
知らん顔して傘回す

あれやこれやと思えども
此の刹那さえ仇桜

紡いだ糸を綯い交ぜど
やまとなでしこ一日にしてならず


行けども行けども見えるのは未知の道
鷹の目も鵜の目も 賽の目は読めないし

遅かれ早かれ この波は千早振る
さあ、大船に乗り イデオロギーを越えるのさ


今宵は 満ちる月を背に唄おう
残りの人生 最初の此の時を

見果てぬ夢に終わる未来としても
死ねない 生きてる限り


花よいろはと 狂おしく染まれ
嗚呼 歌って踊って笑って泣いて恋をして

気高く凛として生きて
散るために咲いた命じゃない

奏でしことば 旋律に乗せて
嗚呼 ざっくりばらんと綴った明日に夢を見て

短し青き春 疾走れ
当たっても砕けず前に行こうか

願うだけでは届かない
だから歩き出そう


生まれた意味なんてわからなくて
だけど 淡い夢を抱き現実を生きて

思い通りじゃない世界だけど

芽生えたなら咲かせましょう
一度きりの此の人生



記事一覧

■Twitter @yurryCanon


2017年7月18日火曜日

スーサイドパレヱド 歌詞




作詞・作曲:ユリイ・カノン

這い出た先の泥黎中心街で
延命ばっかのそんなCRUDじゃあ
愛も買えないな

文明はデフォルメ化 宗教性に呑まれ
空を食らう幽霊塔から彼女は見ている

ノイズ混じりの警報が啼きだす
戒厳令の夜に生命論は歪む

Damsel In Distressはいない
「もういいかい?」

嗚呼――
詠唱崩壊 劣等人間
「さよならだ」

スーサイドパレヱド
共鳴 宣教 絶唱
神を呪う 言葉になれ

笑ってくれよ全部夢だって
愛の亡い脳内の奥でblackout

奇っ怪な世界だ
狂乱 淵叢 濫觴
ライヒェの雑踏 通りゃんせ

ルベル色の数を競って
Mege故に夢見妄信SHOW


甲斐無い心臓を差し出し
きみを救い出せるすべを手に入れても
嗚呼 こんな醜い姿を誰が愛してくれる?


斯かる愚民には
均したプロパガンダ
罰してばっかの偏執レッテル
「メセナはノータリンだ」

抱いた免罪符は
くだらん空理空論

人体贋造
Suitの道化は夢を見るのか?

信仰心の乖離 覆うアクチュアリティ
賽はさながら透徹した眼で

罪悪のない救済のイド

最初で最期の幸福さえも捨てたんだ

スーサイドパレヱド
生と死の乱聲
恐れを知らないその眼を射よう

わかっていたんだ全部夢だって
You're a liar
饒舌にスウィンドル

鬼面を被った少年は
自分の顔さえ忘れ 銃を向ける

maliceに満ちた怪物になって
半狂乱叫喚の行進さ

スーサイドパレヱド
共鳴 宣教 絶唱
神を呪う 言葉になれ

笑ってくれよ全部夢だって
愛の亡い脳内の奥でblackout

スーサイドパレヱド

今日死んだっていいって
いつだってそう思ってた

きみに触れて 心が芽生えて
生きていたいと願ってしまったんだ

嗚呼、
それが悪夢の始まりだった



記事一覧

■Twitter @yurryCanon


2017年6月15日木曜日

エレ・アヴァンギャルド 歌詞



作詞・作曲:ユリイ・カノン

ジュブナイルじみた
運命に堕ちて 誂えられた赤い糸

五線譜上のメルヘンキネマで
狂わせてよ るらりら 哀愁歌

根暗苦楽に奇声罵声
ジャンキーなワンルーム宗教で踊りましょう

一眼レフの脳裏に焼き付く
ピントがズレた痴れ言を


こんな世界 滅んでしまえばいいのに
だけどそれじゃ キミと結ばれないわ


ねえ 罪なキミの世界で 縛って置き去りにして
時の針に手錠をかけて齧る 禁じられた果実

触れたいの 痛いとわかってても
その棘だらけの心に

神様さえ見たことない 秘密のくちづけを求めてる


ペテン日和の午後四時過ぎに
語る言葉は本当の嘘

単調な駆け引き ためらう視線
髪を切ったの気付いてよ


ここは幽霊劇場だ
飽き飽きなエデンの戯曲

蛇よ私の手を引いて
楽園の外を教えてよ


ねえ 罪なき身に制裁を デザイアへ突き落として
ルーザー用の首輪をして 孤独なステージで踊る

笑えないね
愛を騙り 飼い慣らすなら好きにして

継ぎ接ぎした誓いなんて無駄なストラテジー


夢見がちな誰かの戯言を聞いて?
恋に溺れ 此処で心中しよう


ねえ 嘘だらけの世界で 本当の声を聞かせて
何者にもなれないけど キミだけのものになら

ねえ

ねえ 罪なキミの世界で 縛って置き去りにして
時の針に手錠をかけて齧る 禁じられた果実

死に届く猛毒の欲で廻るノワールのワルツだ

神様さえ妬むような
ほら アヴァンギャルドな終幕を

記事一覧

■Twitter @yurryCanon


2017年4月20日木曜日

まほろば少年譚 歌詞



作詞・作曲:ユリイ・カノン


いついつ出やる 籠の外
抜き足差し足じゃ おいてけぼりだ
倦まず弛まず歩けども
おぼつかない足取り

ないものばかりほしがって
探し疲れて続きはいつかとか
でも 手をこまね
つっ立っているよりはまだいいな

あめ あめ 降れやもっと
蛇の目の傘さしたいの

絢爛な模様のぼんぼりたちも
ただそれだけじゃ物足りないな
灯してよこころごと

まどかな月がのぼる今宵は
あまねく世に響くように謳え

巡るぐるり かりそめのいま
生き死になんて忘れちゃって

夢の道すがら 覚めないままで
その手を取って 闇夜だって駆ける

ちとせ流れても憶えていて少年の日の夢

これも誰かの掌の上
死にそうなくらい退屈な夜に
足音は言葉よりも雄弁に
躍る感情を響かせていた

今この瞬間でさえも
一秒後にはもう過去になるけど
逆らえない時の中で昨日の明日を生きる

花曇りの空だった
日に咲く暈が見たいの

息を止めても心臓は打つ
立ち止まっても地球は回る
時間は待ってくれない

まどかな月がのぼる今宵は
うたかたの物語を紡げ

満ちて欠ける 心模様に
字余りな思いを乗せて

命はまたたき 歌はとこしえ
未来世まで走り出せ少年よ

終わりのない永久にはない
夜明けを見ていたい

あー 何回 何千 何万回と生きてみても
わかんないなこの難問 解答なんて出ないや

なあ「もしも」だとか空論は昨日に捨てて明日を始めようか



記事一覧

■Twitter @yurryCanon


2017年1月29日日曜日

センチメンタルキネマ 歌詞

http://www.nicovideo.jp/watch/sm30512696

作詞・作曲:ユリイ・カノン

ぼんやりなメモリー どんよりな曇り
やっぱり雨降り 予報はまたもはずれ

逆巻くスクリーンはノイズ混じり
うら通りのひだり 今日だけ待ちぼうけ

起承転結なぞるなら
デジャブめいてるハッピーエンド
だけど知ってる この先にそんなシナリオはないの

恋の夕暮れ 雨模様
嗚呼 終わらないセンチメンタルキネマ

くるくるリールが廻り 汚れたフィルムを映し出す

泣き出した空 見上げれば
ほら 雨の中 落ちていくみたいだね

「どうか、幸せで」なんて
ごめんね 不幸を願っている 今日も

未だ留まる 捨て猫みたい
待ったりしたって 迎えになんか来ない

季節は巡り 歩道橋の上
懐かしい声 傘で顔を隠す

好きな色が変わるように いつか想いも薄れて
だけどどうしてこんなにも飾られた指が憎い?

「恋の終わり」と見送る日
いつもみたいに上手く笑えたのかな

それじゃあまたねと手を振る
最後の言葉は聴こえないフリした

恋の夕暮れ 雨模様
嗚呼 終わらないセンチメンタルキネマ

いつかの映画のような結末をすこし願っている

泣いて泣いては昏れる夢
嗚呼 終わらないセンチメンタルキネマ

エンドロールも近い
せめて最後くらいは どうか
忘れられないほど幸せな歌を



記事一覧

■Twitter @yurryCanon


2016年12月24日土曜日

ベロニカ 歌詞

http://www.nicovideo.jp/watch/sm30282433


作詞・作曲:ユリイ・カノン

闇にゆらりゆらぐ遊園都市《ベロニカ》
嗚呼 まるで世界の心臓みたいだった

文字の雨が降る 叙景の向こう
あの日からきみを見ている


どこか きみの影を持った街は息をして
酸素が生まれ 肺に融けて
血に乗って巡る

夜に聳える時計塔 過去を刻んでも
あの日の約束はもう叶えられないの

午前0時の夜汽車に乗って
銀河を越えてきみを迎えに行くよ

第4地区の片隅で落とした心臓が脈を打つ


闇にゆらりゆらぐ遊園都市《ベロニカ》
首くくりくるり眩む 脳に焼き付いて

きみの声は聴こえていたのに
また耳を塞いでいたんだ


提唱 洗脳 群衆 制裁
法螺吹きのロンド
茜空に並ぶ鉄塔 鐘と賛美歌
道化が踊るサーカステント
遊戯場の東
演目の無い劇場 廃墟
きみを創るすべて


それは壊れた映写機のように
褪せた戯曲を繰り返す

ガラクタだらけの市街地でまた
咲かないままの命が枯れるの


きみは藍色の夜明けになって
わたしはここで ひとり置き去りのまま

朽ちた日の言葉を零す
「誰かの心臓になれたなら」


どうか
生きる意味をおしえて ベロニカ

ねえ
生きていいと言ってよ ベロニカ


『だから"こんな世界"なんて嘆くきみの瞳に
雨上がりの七色を見せてあげる』

藍に融けた きみの手を取って
星空へ落ちていくから

殺して ベロニカ



記事一覧

■Twitter @yurryCanon