2019年9月28日土曜日

少女地獄 歌詞





愛も哀も余さずちょうだい
厭くまで情に綴じ込めて
I could die ほら悖る双眸
脳に咲いた少女地獄

I know 相も変わらず迷妄
あれこれ欠いて苛まれて
人間然としたその表情
もう一切 禍殃と焚べる


値札をつけた月並みな夢に転げ落ちゆく惨めな人
嘘など無いと嘘吐く
なんで?なんて泣いても無駄って
この街が捨てたモラリティの形など誰も忘れたんだ
って歌う路上のシンガー
彼女はどんな顔してたっけ?

売り払った拙劣な自分
買い戻すことなんてできず
ありふれたショーウインドウに
飾ったイミテーション


愛も哀も余さずちょうだい
厭くまで情に綴じ込めて
I could die ほら悖る双眸
脳に咲いた少女地獄

I know 相も変わらず迷妄
あれこれ欠いて苛まれて
人間然としたその表情
もう一切 禍殃と焚べる


「どこかの誰かの華やぐ人生もなんにも羨ましくないわ」
嘯くひょうろくを嗤え
いっそ死んでしまいたいんだ

気忙しい野暮なソサエティに日和って喰まれて腹の中
足掻けど拗れるばかり
もういい疾うに手遅れなんだ


汚れた鏡の向こう
そこに立つのは誰かと問うてみたんだ

ねえ嘘でいいから言って
あたしが一番幸せなんだって


愛も哀も余さずちょうだい
厭くまで情に綴じ込めて
I could die ほら悖る双眸
脳に咲いた少女地獄

I know 相も変わらず迷妄
あれこれ欠いて苛まれて
人間然としたその表情
もう一切 禍殃と焚べる

結んで 解いて 擦り切れて
血が滔々溢れ出した

怨んで 赦して うらぶれて
独り逡巡して罷って

この地獄の向こうから
あの日のあの子が手招くの

ほら合図のチャイムが鳴る
「また明日」と手を振った


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