2018年6月27日水曜日

ケセラリズム 歌詞




作詞・作曲:ユリイ・カノン


あー
地獄の門をノックしたって門前払い
他愛ないなとか言ってみたって安堵してんだ死に損ない

B級人生 躍起になって
ファジィな未来 縋ってんだ
ねえどうだい 将来後悔のない日々を生きてんの?

惨憺なステューピッド 指差し嗤う
ご大層な言葉をどうもありがとう

『嗚呼、戒律の隷従よ。救いはここに』

もうなんだってやってやる
仰せのまま


You know what?

ジ・エンドだって「けせらせら」
どうせ死せど来世も厭世 踊れ踊れ

詠んで歌って酔狂の興
そうして天罰を待つ人生
グッバイ ハヴァナイスライフ

愛を強請ってせせら笑う
だいたい汎愛な神はいない 化かせ化かせ

欲して奪って貪れば
響く嗚咽とSOS
ノンフィクション ディスペアショウ

さあ 世界の息の根を止めよう


旧都のアングラで胎動した思想が
パブリックの影に蔓延っていくんだ

マーシャルに繋いだレスポール鳴らした
売れないシンガーが「世界は終わるの」って歌った


腹を括った四畳半劇場
下賤な身を呪っていたんだ
縄の輪を前にして息を呑む

本当も嘘もごっちゃになった
ペダントリーな導者は云う
征討で統制 共生と寄生 手を挙げろ


一度は棄てた命を拾って
再びあなたに逢いに来たんだ

綴り合せた僕の心臓の鼓動で踊ってみせてくれ


You know what?

ジ・エンドだって「けせらせら」
どうせ死せど来世も厭世 踊れ踊れ

.44口径を突きつける
所詮、狂言と言えん証明 回転弾倉が回る

知ってんだって匙を投げた
もう次の手で王手でしょうね 驕れ驕れ

常套的でキッチュな美談
そう風媒花みたいな時代だ
排他 メディア・リテラシー

まあ、それじゃ満たせない


革命を謳った日の少年は知る

「地を這いつくばる僕達は時代の影だ」
「でも影は実体より大きくなれるでしょう」

もうなんだってやってやる
思うがまま


You know what?

ジ・エンドだって「けせらせら」
どうせ死せど来世も厭世 踊れ踊れ

詠んで歌って酔狂の興
そうして天罰を待つ人生 さよならだ

ジ・エンドだって「けせらせら」
運命なんて藻掻いて縋って嘲笑ってみせろ

天国さえも見下した
飽いた幸と不幸の向こうへ
グッバイ ハヴァナイスライフ

さあ 世界の息の根を止めよう



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2018年2月13日火曜日

だれかの心臓になれたなら 歌詞




作詞・作曲:ユリイ・カノン

「こんな世界」と嘆くだれかの
生きる理由になれるでしょうか

これは僕が いま君に贈る
最初で最期の愛の言葉だ


街も人も歪み出した 化け物だと気付いたんだ
欲動に巣食った愚かさも 全てがこの目に映る

シアトリカルに手の上で誰も彼も踊らされる

生まれた意味だって知らぬまま
形骸化した夢は錆びついてしまった


「愛をください」
きっとだれもがそう願った

「愛をください」
そっと震えた手を取って

「愛をください」
心を抉る 醜いくらいに美しい愛を


「こんな世界」と嘆くだれかの
生きる理由になれるでしょうか

いつか終わると気付いた日から
死へと秒を読む心臓だ

ねえ このまま雨に溺れて
藍に融けたって構わないから

どうか どうか またあの日のように
傘を差し出し笑ってみせてよ


もしも夢が覚めなければ姿を変えずにいられた?

解けた指から消える温度
血を廻らせるのはだれの思い出?


雨に濡れた廃線
煤けた病棟 並んだ送電塔
夕暮れのバス停 止まったままの観覧車
机に咲く花 君の声も
何もかも最初から無かったみたい


死にたい僕は今日も息をして
生きたい君は明日を見失って


なのに どうして悲しいのだろう
いずれ死するのが人間だ

永遠なんてないけど
思い通りの日々じゃないけど
脆く弱い糸に繋がれた
次の夜明けがまた訪れる


どんな世界も君がいるなら
生きていたいって思えたんだよ


僕の地獄で君はいつでも絶えず鼓動する心臓だ


いつしか君がくれたように

僕も、

だれかの心臓になれたなら



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2017年12月2日土曜日

トーデス・トリープ 歌詞




作詞・作曲:ユリイ・カノン

ねえ
ガラクタと化したこの世から逃げるのは
容易いはずなのに 未練がましく息をしている
屋上のフェンスを掴む手が凍みる

剥がれかけの夢が饐えていく
あまつさえ 痛みで眠れない

雨に濡れた路地裏の隅で 顔の無い猫の死骸を見た

今日もまた
群衆に溶けて 右に倣うだけの愚かな僕

人生という名の檻の中で
罰が下るその日まで怯えている


どうか
醜いくらいに美しい愛で
この心を抉ってくれよ

見えない救いに手を伸ばすように
夢を歌っている

いっそ
癒えないくらいにぐしゃぐしゃに裂いて
生きているって感じさせて

零れた感情を一滴残さず飲み干してくれ


傷を負うまで痛みは知らない
悲しいふりしていただけだったんだ

ぼろぼろに潰した理想の瓦礫から
這い出た芽は何を見る


神様、教えて僕達に 正しい人の生き方を

いつだって人は薄っぺらな情で不幸を哀れんだ

優しさで人は救われる?
いつかは僕も報われる?

死にたいとか宣うだけの日々

だれの心臓にもなれない


どうか
醜いくらいに浅ましい声で
赦しを乞う 僕を裁け

命の輪郭を伝う雫は何色だろう

こんな無様に歪んだ僕らの未来を
神様が嗤っているの

今日も 相も変わらず
答えの無い問に苦悩している


グッバイ また会えるその日まで
彼は遺書を綴りながら笑う

人間という怪物は
ここで罪をいくつ繰り返してきただろう


どうか
醜いくらいに美しい愛で
この心を抉ってくれよ

見えない救いに手を伸ばすように
夢を歌っている

どうか
醜いくらいに美しい愛で
この心を抉ってくれよ

生きていたいなんて願った
あの日の僕を殺して


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2017年11月28日火曜日

今日のごはん 考えるのでせいいっぱい



曲が出来上がる度に、今回こそはと思う。


アルバムに向けて今までに無いくらいに曲を作っています。

正直、僕は一曲作るだけでその時の全部を吐き出してしまうので
空っぽになってしまいます。

すでに公開している曲はともかく、
アルバムに入る曲は僕しか評価する人間がいません。
なのでちょっとした不満を見つけては何曲も捨ててきました。

本当に完成するのかいよいよ心配になってきました。


出来たばかりの自分の曲は、聴くと陶然とした気分になります。

でも隅から隅まで0から自分で組み上げたのだから、
何の驚きもありません。


僕は曲を作り始めた頃から漠然とした目標が目の前に横たわっている。

何年経ってもそれを越えられません。

聴いてくださる人の期待というのは実はあまり重圧になっていません。
それよりも自分自身がいつか自分に愛想をつかせてしまうのではないかと
弱気になっていく。


どうすれば自分が納得する曲が作れるのでしょう。

メロディー、コード、リズム、構成、歌詞。
どこに目を向けても何の綻びも見つけられないような完璧がほしいです。

多分これからも僕の作りたいものは常に形を変えながら、
あるかもわからない自分が納得できる曲を待ちかねるのだと思います。
見えない救いに手をのばすように歌っているのです。

でももしそんな曲が完成したら
多分今以上の音楽に対する姿勢や期待は無くなってしまうかもしれません。


次に投稿する曲はあまりにも自分の思うままに作ってしまい
正直なところ本当に自信がありません。
じゃあなぜボツにしないのかと思うでしょうけれど。

たまには何も媚びず何も憚らない曲を聴いてもらうのも悪くないと思いました。


ちなみに、その次の来年の一曲目となる曲は
久しぶりに自分にとっても会心作になったと思います。

ちょっとだけ期待していいです。




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2017年10月11日水曜日

撫子色ハート 歌詞




作詞・作曲:ユリイ・カノン

カルマに絡まり 身をゆだね落ちゆけど
極楽も地獄も 世に旧りてつれづれに

文明開化の鐘鳴らし やいやいと
さあ、そこのけそこのけ運命よ 私が通る

揃えた前髪 見据えるは花の道
楽あれば苦あれど 渡世は波瀾に満ち

砂上の戯れ言 馬鹿げた論も飽き飽きだ
さあ、お茶の子さいさい アヴァンギャルドを描くのさ

今宵は 浅き夢に酔いしれるの
あざける がらんどうな時代の中で

手のひら翻させてやればいいさ
明日は誰も知らない


花よいろはと 狂おしく染まれ

嗚呼 歌って踊って笑って泣いて恋をして

気高く凛として生きて
散るために咲いた命じゃない

死するまで征く この世界を彩るように


在りし日のかの思ゐでが
鬼の面して通せんぼ

宛てた恋文そらんずる
知らん顔して傘回す

あれやこれやと思えども
此の刹那さえ仇桜

紡いだ糸を綯い交ぜど
やまとなでしこ一日にしてならず


行けども行けども見えるのは未知の道
鷹の目も鵜の目も 賽の目は読めないし

遅かれ早かれ この波は千早振る
さあ、大船に乗り イデオロギーを越えるのさ


今宵は 満ちる月を背に唄おう
残りの人生 最初の此の時を

見果てぬ夢に終わる未来としても
死ねない 生きてる限り


花よいろはと 狂おしく染まれ
嗚呼 歌って踊って笑って泣いて恋をして

気高く凛として生きて
散るために咲いた命じゃない

奏でしことば 旋律に乗せて
嗚呼 ざっくりばらんと綴った明日に夢を見て

短し青き春 疾走れ
当たっても砕けず前に行こうか

願うだけでは届かない
だから歩き出そう


生まれた意味なんてわからなくて
だけど 淡い夢を抱き現実を生きて

思い通りじゃない世界だけど

芽生えたなら咲かせましょう
一度きりの此の人生



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2017年7月18日火曜日

スーサイドパレヱド 歌詞




作詞・作曲:ユリイ・カノン

這い出た先の泥黎中心街で
延命ばっかのそんなCRUDじゃあ
愛も買えないな

文明はデフォルメ化 宗教性に呑まれ
空を食らう幽霊塔から彼女は見ている

ノイズ混じりの警報が啼きだす
戒厳令の夜に生命論は歪む

Damsel In Distressはいない
「もういいかい?」

嗚呼――
詠唱崩壊 劣等人間
「さよならだ」

スーサイドパレヱド
共鳴 宣教 絶唱
神を呪う 言葉になれ

笑ってくれよ全部夢だって
愛の亡い脳内の奥でblackout

奇っ怪な世界だ
狂乱 淵叢 濫觴
ライヒェの雑踏 通りゃんせ

ルベル色の数を競って
Mege故に夢見妄信SHOW


甲斐無い心臓を差し出し
きみを救い出せるすべを手に入れても
嗚呼 こんな醜い姿を誰が愛してくれる?


斯かる愚民には
均したプロパガンダ
罰してばっかの偏執レッテル
「メセナはノータリンだ」

抱いた免罪符は
くだらん空理空論

人体贋造
Suitの道化は夢を見るのか?

信仰心の乖離 覆うアクチュアリティ
賽はさながら透徹した眼で

罪悪のない救済のイド

最初で最期の幸福さえも捨てたんだ

スーサイドパレヱド
生と死の乱聲
恐れを知らないその眼を射よう

わかっていたんだ全部夢だって
You're a liar
饒舌にスウィンドル

鬼面を被った少年は
自分の顔さえ忘れ 銃を向ける

maliceに満ちた怪物になって
半狂乱叫喚の行進さ

スーサイドパレヱド
共鳴 宣教 絶唱
神を呪う 言葉になれ

笑ってくれよ全部夢だって
愛の亡い脳内の奥でblackout

スーサイドパレヱド

今日死んだっていいって
いつだってそう思ってた

きみに触れて 心が芽生えて
生きていたいと願ってしまったんだ

嗚呼、
それが悪夢の始まりだった



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2017年6月15日木曜日

エレ・アヴァンギャルド 歌詞



作詞・作曲:ユリイ・カノン

ジュブナイルじみた
運命に堕ちて 誂えられた赤い糸

五線譜上のメルヘンキネマで
狂わせてよ るらりら 哀愁歌

根暗苦楽に奇声罵声
ジャンキーなワンルーム宗教で踊りましょう

一眼レフの脳裏に焼き付く
ピントがズレた痴れ言を


こんな世界 滅んでしまえばいいのに
だけどそれじゃ キミと結ばれないわ


ねえ 罪なキミの世界で 縛って置き去りにして
時の針に手錠をかけて齧る 禁じられた果実

触れたいの 痛いとわかってても
その棘だらけの心に

神様さえ見たことない 秘密のくちづけを求めてる


ペテン日和の午後四時過ぎに
語る言葉は本当の嘘

単調な駆け引き ためらう視線
髪を切ったの気付いてよ


ここは幽霊劇場だ
飽き飽きなエデンの戯曲

蛇よ私の手を引いて
楽園の外を教えてよ


ねえ 罪なき身に制裁を デザイアへ突き落として
ルーザー用の首輪をして 孤独なステージで踊る

笑えないね
愛を騙り 飼い慣らすなら好きにして

継ぎ接ぎした誓いなんて無駄なストラテジー


夢見がちな誰かの戯言を聞いて?
恋に溺れ 此処で心中しよう


ねえ 嘘だらけの世界で 本当の声を聞かせて
何者にもなれないけど キミだけのものになら

ねえ

ねえ 罪なキミの世界で 縛って置き去りにして
時の針に手錠をかけて齧る 禁じられた果実

死に届く猛毒の欲で廻るノワールのワルツだ

神様さえ妬むような
ほら アヴァンギャルドな終幕を

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